Miscellaneous notes

とったどー!

今回の雑記帳は・・・・

今回は「地質学」の補講で化石をホジってきました。

・化石採取!

一番乗り!
2011年1月30日午前9時半
補講の指定通り、午前10時の集合場所である
神奈川県愛川町側の高田橋わき駐車場に白衣を着て参上。
でもだーれも来てない!
そらそうなんですよ、他の5人の先輩方は
高田橋の存在すら聞いたことのないような都会や古都住まいなので
このあと、すぐに先生登場、しかし先輩一人が迷子に!

お迎えに行ってきます
迷子の先輩に現在地の全方位を写真に収めてもらったところ
私はすぐに場所が判定できたので
迎えに行ってきまーす。っと先生に告げ車で出発
今日は近場ですが、妙に交通の便が悪いので
W124での補講参加だったことが功を奏しました。
あ、ウニモグは私の代わりだと思って下さい。
後はスケール比較のためですね

ポツーン
難なく先輩を拾い、集合場所へもどる
迷子地点から高田橋の近さに驚く先輩
そんなもんです。迷子になった時って

ゾロゾロ・・
ガヤガヤと説明を受けた後、早速移動
手にはハンマーやタガネを持って
私が持参したミカンを喰いつつ、ちょっと遠足気分

インディジョーンズ! 柵の間から高田橋下へ降りると
すでに幾人もの人が行きかった感じがあり
割と有名らしく、今日の採取地、中津層群は
堆積年代が290万年〜190万年という場所で
人類期が始まる割と前から、始まった直後あたりまで
という感じ
そして、日本でも数件しか出土していない
コロブス亜科のサルなんかも出ているそうで
これが日本最古レベルの約250万年前モノ
なんかすごいぞ愛川町!

TON!TEN!KAN!
サクサクヨロヨロ歩いて、橋をくぐったあたりで採取開始!
手にハンマー、タガネを持ってやることと言えば
当然、TopGearのジェレミーごっこですよ!
Powwwweeeerrrrr!と叫びながら、地層をガリゴリ砕く!
砕く!砕く!くだくだくだくだくだくだ砕く!
そして、貝殻!ってもんは出なかったんですが
印象化石なるものを2つ、材化石を1つ
そんで、化石らしきよくわからないカシューナッツみたいな化石を一つ
計4つをホジくり出した私

Powweerr!
削ってる部分のアップですね
少し退いてみましょう

ウホッ、いい地層
こんな感じ!といっても解りづらいでしょうから
赤枠で囲ったハンマーにご注目
大体大きさが解ると思います。

大体な感じで6人中3人が出土に成功したところで
風が出てきて、その上、かなり寒くなってきたので
休憩を兼ね、移動しよう!ということで休憩がてら
愛川町最大のショッピングモールのコピオ愛川へ
そこで、白衣を着たままコピオに特攻する私20歳大学2年生
周囲から奇怪な視線を貰ったのと、知り合いにも会ってしまう始末
まっ!気分はTopGearの指令書を持ってくるスタッフの気分だけどな!

アトレーとW124
今度は高田橋を渡り、相模原側のザクザク発掘ゾーンへ移動
ココはもうあからさまに化石が露出してて
スコップをつきたてると、もうポロッって落ちてくる様なトコらしく
ここでコピオで入手した昼飯(先生のポケットマネーから支払い!)を食べ
その間、私はスーパーウニモグタイム

走る走る! この荒いグラベルを突き進むウニモグ!
カッコイイ!ウニモグカッコイイ!

行け行け!
湿地も爆走ウニモグ!

樹氷!
今回の副産物と言えば、この樹氷
相模原でも樹氷が見れるとは・・・!
キレイですな!

到着!
そしてぼろ儲けゾーン着!
この状態では、どこがザクザク層か解らないのでー

アテンション!
ハイコチラ、赤枠で囲みました。
これがザクザク層
ですが、場所が高く、イマイチやりづらい・・・
右下の先輩と比較すると、その高さが解ります。

とれんかった・・・っ!
それから、こんな大きな化石も露出してたんですが
作業のしづらさに思わず断念!
なんの化石かは解らず・・(採取してみないと判定ができない)
赤枠の化石、結構大きいんです。

スケール比較
やっとのスケール比較です。もうね全然ミニ四駆意味なし!
これはある先輩が、命がけで掘り出した化石を包んだ土塊

カッターでコリコリ
先生がカッターを使って、簡易クリーニングしてます。
ウニモグサイズを取り出すのに、結構悪戦苦闘しました。

よっこいしょ
そして、悪戦苦闘の果てに獲得したのがコレ
ウニモグサイズ、そして白い化石
きっと牡蠣か何かだと思われます。
化石は素人なので、種類なんてさっぱり!

今日の収穫物
バックの中にほっといたら砕けてた!(笑)
カシューナッツ貝が無残に!
ちなみに左から、2番目が噂のカシューナッツ
化石かどうかも怪しいシロモノ
ウニモグと比較して、ほとんどの化石は
材化石も印象化石も、カシューナッツサイズ
周りはほとんど地質物。
泥、石、砂がほとんどで、化石はほんのすこーし
それを歯医者さんが使うような電動ヤスリで
クリーニングすると、やっとまともな姿になります。

まさに貝!
これは印象化石の貝ですね。
コレ自体が貝ではなく、貝の殻に沿って残った模様が
印象化石、なので主成分は貝でもなんでもなく
周りと一緒です。
赤枠の部分を拡大してみましょう。

アチョー!
模様が良く解るかと思います。
中津層群の高田橋下で出土
これ、適当に「Powwwweeeerrrrr!」ってタガネで
ばっこりと掘り出したら、出てきて
本当に中津層群はボロボロ出てきて、かなり意外です。
化石ってもっとミステリアスでレアなイメージですが
それは種によるってだけで、貝ならどこでも(って言うと語弊ですが)
カイ間見ることができるんですねー、貝だけn(ry


というワケで、化石掘りレポートでした!
ウニモグでさようなら!

みんなおいでよ!愛川町!